実績

 

代表建築家

黒川 彰

建築家
株式会社 IEDIA, CXO チーフ・エクスペリエンス・オフィサー

建築家。慶應義塾大学環境情報学部を2009年に卒業し、渡欧。ブリュッセルの設計事務所勤務を経て、2014年、スイスのメンドリジオ建築アカデミーを修了。同年にSho Kurokawa architectsを設立し、建築・家具・プロダクト・グラフィックのデザインや、事業のデザインコンサルティングをおこなう。2020年より創業期のIEDIAに参画し、CXOとしてステークホルダー全体の体験価値についてデザインの側面から統括をする。慶應義塾大学非常勤講師。代官山ロータリークラブ21-22年度会長。

主な実績

慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス
滞在型教育研究施設

開設30年を迎える郊外型キャンパスの意義を問い直し、より密度の高い実験的な教育と研究を探求するために、学生・講師・ゲストが宿泊を共にして活動する空間を設計した。2階のオープンな空間では、林立する柱を用いたパーティションや照明や家具を学生が制作し、運用する。

期間:2018–2020
施主:学校法人 慶應義塾
用途:大学 / グループ滞在型教育研究棟
所在地:神奈川県藤沢市
敷地面積:9,093 m2
延床面積:386 m2
施工:長谷萬
掲載:新建築 2021年4月号 – 大学キャンパス特集

下田の別邸

太平洋を臨む山の中腹の3階建ての別邸。眼前の建物が水平線を遮らない高さに3階のLDKを配置し、大開口で柱の無い開放的な空間とした。対照的に2階の寝室では縦長に絞った開口からの限定的な風景とすることで、自然の景色の多様な変化をより印象的に感じられる空間とした。

期間:2017–2020
施主:個人
用途:戸建て住宅
所在地:静岡県下田市
敷地面積:755 m2
延床面積:270 m2
施工:大同工業

大船渡の福祉作業所

3.11津波の被災地での障がい者福祉施設の高台移転計画。秩序のある社会的な生活を送ることと、豊かな周辺環境を生かした多様な空間体験を両立させるために、天井や窓の高さが徐々に変わっていく大空間を中心として、シンプルな部屋の配置とした。

期間:2015–2017
施主:一般社団法人 かたつむり
用途:福祉施設 / 障がい者就労継続支援事業所B型
所在地:岩手県大船渡市
敷地面積:1,517 m2
延床面積:264 m2
施工:杉山組
掲載:難民を助ける会(AAR JAPAN)支援レポート

六本木ヒルズの
アフタヌーンティースタンド

六本木ヒルズ森タワー52階という立地と、隣接する展覧会施設とのコラボレーションメニューという特殊性を生かすために、6枚のプレートが回転しながら配置された背の高いスタンドとした。プレートは地域と森の可能性を探求する組織「飛騨の森でクマは踊る」によってブナ、ミズナラ、タモ、ウダイカンバという飛騨の広葉樹を用いて製作された。

期間:2021
施主:ソルト・コンソーシアム株式会社 / RESTAURANT THE MOON
所在地:東京都港区六本木ヒルズ森タワー52F
製作:飛騨の森でクマは踊る、落合製作所
掲載:レストラン「THE SUN & THE MOON」のエシカルなティースタンド

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